邦楽のススメ
今さらながらに邦楽のススメの感想を書き殴ろうと思う。もう一年経とうとしているというのに。
これを初めて聴いたのは下北沢に行く電車の中だった。
一年半ぶりのユメギワのライブに心躍らせていたのに、追い討ちをかけるように新譜の発表。私は無事に脳死した。
全体的に鬱々とした曲でものっそい好き。
だけどなんだろう。
私の場合は年がら年中、四季を問わずして心が激ローなんですが(躁鬱で言う鬱期間)、梅雨時期というか、もうすぐ夏がくるねって足踏みしてる時期はわりと心が平穏なんです。若干ハイにもなったりする。つまりはそのときにめちゃくちゃ聴きたくなる曲ってこと。(知らんがな)
あ、これ書いてる間にex.sunlightきた。
心が死にますさよならバイバイ。
話が戻りますが、つまり背景としては、夏の日差しを避けるように日陰にある緑多めの神社の横を通るみたいな。
伝われこのニュアンス。
特に好きなフレーズは、
おうちにこもって映画でもみよう。
時たまユメギワは夏の焦燥に駆られていると思わしきフレーズがあるけど、いつかの夏に囚われているのか、もう来ることのない夏に後ろ髪をひかれながら人生を歩んでいるのか。
私はたまにふとしたときに心をグッと過去へと引き戻される場面が生活の中であるけれど、その感覚が夏が引き金になってる事が多いのかなぁ。
と思ったら、そういや邦楽のススメのオーディオコメンタリーで詳しく言うてたね。
ちなみにこの時に貰ったdemoのほうは私的にはだいぶヒットしていて、中でもねむれない(demo)がとてつもなく好きだ。
たぶん私は(たぶんじゃなくって絶対なんだけど)、ユメギワの言葉選びが好きなんだと思う。ユメギワの音楽って、むっちゃ心を突き刺してくるけど、どこか丸っこさが残ってて、正直もんで頑固だけど優しいが故に世の中を生きにくそうな感じがして、それが私にとっては安心するんだなぁと思った。
似てるようで似てない感じ、そこに安心するんだろう。
あとdiaryのホンモノなんてどこにもないさがめちゃくちゃ好き。
個人的にdownerや疾走みたいなのはこれぞユメギワって感じはするけど、どっちかというとdiaryとか既存曲でいえば夜になってとかわりとスローめな曲がいっちゃん輝いて聴こえる。
はやくライブで聴きたいなぁ。
蛇足。
なぜ今さらこれを書き綴っているのかというと、私自身と色々な環境の変化と一生引き摺るであろう出来事が起こり、なにもやる気が出なかった一年を振り返った結果だ。
とりあえずこの一年の中でとても心が踊った日を思い返していたら、ぶっこわせの日だったから。
救われる人、救われない人、信じる人、信じられない人。かなり生きにくくてしんどいけど、とりあえず明日からまた一日ずつ生き延びようと思う。
また来る日を願って、元気でね。